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今日は動物のPTSD(心的外傷後ストレス障害)についてお話しようと思います。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは危うく死ぬ、又は重症を負うような出来事の後に起こる、心に加えられた衝撃的な傷が元となる、様々なストレス障害を引き起こす疾患をいいます。

動物にもPTSDがあるのでは?と最初に話題になったのは新潟中越地震がきっかけでした。その後、2年前に起きた東北大震災後の調査により人と同様に動物も発症してしまうということが示唆されたのです。

ちなみに、震災で保護されたワンちゃんは他のワンちゃんよりも5〜10倍のストレスホルモンの増加が確認されたそうです!!

震災当時、自分は東京で勤務していました。動物病院に震災後、食欲不振や下痢・嘔吐、震えなどの症状を訴えて来られる患者さんが多かった記憶があります。中には急激に体調が悪化し助けてあげる事ができない子もいました。

東北大震災により、動物も人同様な過度なストレスにより体調を壊してしまったり、最悪の場合は死に至ることもあるのだということを学びました。ですから、この教訓を次に生かすためにも、普段の何気ない日常生活において自分たちのワンちゃんや猫ちゃんがストレスがないかどうかもう一度見直してあげて下さいね!

※当院の受付に災害時動物救護のための募金箱を設置しています。ご協力の程、宜しくお願い致します。

ちなみに、コインを載せると、、、

 

 

この様に猫ちゃんが手を出してきますので(^o^)